ISOで社内ルールを円滑に回せるのか?

ステップアップ

ISOで社内ルールを円滑にできるのか?(チャレンジ中)

みなさん、おはようございます!

今回のブログはISOで社内の業務を円滑にできるのか?です。

ISOの認証をとっていらっしゃる企業は、ISOのルールから逸脱しないように作業されていると思います。私達の会社も同じようにISOのルールに則っています。

ただ、私達の会社はそれがきちんと運用できているかどうかは別問題で、ルールだけが存在しているという形骸化が発生していました。

できるだけ社内のルールとISOを紐付けようとしても今までの作業や習慣を切り替えるのは中々難しく…

先月外部監査を受け(そのブログは後日)、監査を受けたメンバーはそれなりに変化?がありそうだったので、”鉄は熱いうちに打て!”ということでISOメンバーでのミーティングを行いました。

今回の目的は

  1. ISOメンバーによる会社のルールと、ISOルールの紐づけ
  2. ISOメンバーによる役割分担の確認
  3. 次回方針発表会の発表内容確認

上記の3つです。

ISO会議で発信

ISOメンバーによる会社のルールと、ISOルールの紐づけ

まず、ISOの為の仕事ではなく、お客様が満足できる商品、サービスをお届けする事が大前提です。

私達の会社は先程も書いたとおりルールはあるけど形骸化しているパターンが多々あり、なんのためにやっているのかがわからない人も多いです。

そこでまず、ISOメンバーだけにはわかってもらおうと事で、会社のルールとISOのルールはどのように紐付いて、お客様が満足いただけるのかを説明しました。

例えば教育の部分で、私達は半年に一回スキルマップという上長が評価する仕組みがあります。スキルマップはA4の資料1枚で、「部門の目標、個人目標、数値目標(KPI)、半年の振り返り、個人スキルアップ」と重要な要素が詰まった物です。

ただ今まではISOの為の資料としてのみの形骸化したもので、人の育成という大事な部分、魂が抜け落ちていました。

そこを再度なぜこの資料を作るのか?を再認識してもらい、行動してもらえるようにしました。

ISOメンバーによる役割分担の確認

小さい中小企業のため、割り当てられる人数もリソースも限られています。その中で今までのISOメンバーは管理責任者がほぼ一人で丸抱えする形で資料作成等を行ってきました。

それでは人も育ちませんし、社内での活動、ルールの徹底も難しくなります。

そのため、丸抱えしていた資料作成や日々のチェックなど、ルールの中で活用し、毎月フォローしていくことにしました。

そのためには、その作業を何故しなければならないかを考えてもらい行動してもらえることが大事ですので一人ひとりに作業の目的を説明し、納得してもらう必要がありますので、それを管理責任者が追いかけていく形にしました。

次回方針発表会の発表内容確認

私達は年に2回、会社のTOPや各部門がその半年の結果や方針を発表するようになっています。

ISOの運用上、マネジメントレビューを方針発表会に紐づけるとしており、ISOで定められている確認事項を発表する形をとります。

それも、今までの話と同じように、やってる風を装って発表していましたので、次回6月の発表会はきちんとやったことを発信できるようにこちらから内容を予め指定して発表するようにしてもらう形にしました。

ISOと社内ルールをまとめることが大事

まとめ・結論

ISOのために仕事をするのではなく、仕事の中にISOが目立たないようにルール化していく。これが一番大切なことだと思いました。
幸い会社の若いメンバーには邪悪な人はおらず、良い形で会社を回していこうとしてもらえる方達ばかりです。

なぜその作業を行うのか、目的は何なのか、というところにフォーカスして説明すればできるメンバーが揃っていると思います。

今後のブログに、社内がどうなっていっているのか、アップしていきたいと考えておりますので、引き続き長い目でどのように変化していくのか見守っていただけるとありがたいです。

では今日はこのあたりで…

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