一生食えるプロのPDFとは?
みなさん、おはようございます。
突然ですが皆さんの会社 PDCAをしっかりとまわしていますか?
それとも古い考え方でもう少し先へいってらっしゃる方もいるかもしれません。
今回は今の会社の状況を受けた上での読書をしたので、その本をご紹介したいと思っています。
さて、以前のブログでもお伝えしたとおり、今の会社は非常に古い体質が残っています。
部長もプレイヤーとなり現場でバリバリと作業をこなしておりマネージメントのマの字もない感じで、自分たちにも同じレベルの仕事を任せようとするため、かなりの人がマネージメントをわからずに育つ土壌ができています。
また、目標に対しても結果をみて、チェクとアクションができていないと言っていますが…
どこかで目に入ったPが一番大事でそこが無いからそのあとが続かないという言葉にハッと気付かされました…
『うち…そもそも Pがないやん…』
お気づきの方もいると思いますがこのブログのタイトル、「Pがないから動けない」の”P”はPDCAのPなのです。
私が働いている会社の状況を見ると、まったくこのPがなかったことに気がついて、会社の成長と自分の成長を重ね合わせて、Pを見据えて一から考えないといけないと思い、このブログを立ち上げました。
社内での展開を考える
そこからPを見直すようにしたのですが、どこから何をどうやればいいのかわからず…
たどり着いたのが今回の本です。
清水久三子さん著の「一生食えるプロのPDCA」です。
会社としてISOもとっており、PDCAの基本概念はわかっていたつもりでいたのですが
この本を読んでみて、プラン、ドゥどころかどれも全くできていないことを思い知らされました…
まず、Pを作った気になっていたのは、半年に1回ある会社の方針を発表する会で決めているプランです。
そこから作ったプランを半年に1回、ぐるぐると回していく感じで対応していましたが
半年もあるので徐々に自分たちがやっているDoがぼやけていき…
半年後にチェックしようにもはじめに立てた目標もぼやけていて、次のActionも同じような目標を立てる…といった感じになっていました。
この本で書いてあることを実行するにあたって、下記のような流れで社内展開しようと考えました。
- 半年の方針を発表する時に自部門の「あるべき姿」を考える
- そこに対しての問題点の抽出
- どうやるべきかの確認
- 半年のKGI作成
- そこからKPI落とし込み
- 毎月、毎週のスケジュールへの落とし込みからの行動
- 毎週、毎月の振り返り
- 振り返りからの次の行動の抽出
ちょうど6月に半期の方針を発表する会があるので、そこまでに部門で上記を作成して、展開してみようと考えています。
実践的な内容もあり
また、この本は後半に仕事のタイプ別でPDCAの使い方を説明していただいています。
ここも我々にどれが合うのかを見るのに参考になった部分です。
目標達成型、業務品質向上型、プロジェクト型、学び型、キャリア開発型、身の回り型と事例や内容がたっぷりあります。
我々は基本目標達成型ですので
- KPIから重点行動を決める
- 「いつ、何をするのか」がわかるレベルに落とし込む
また、私はマネージャーも兼ねていますので、マネージャーのPDCAも書いてくださっています。
あたりまえですが、”マネージャーのしごとは単なる進捗管理ではなく、部下の能力を最大化すること”とありました。わかっているけど言われて気がつくってありますよね。
また、プロジェクトに参加することもありますので、プロジェクトのPDCAも参考にさせていただきました。
まとめ
この本で学んだことをまず自部門で展開し、どんな化学反応が出るか確認しながら社内に落とし込んでいこうと思っています。
自部署では再度Pを見直し自分たちが「何を目指すのか」「何をやるのか」にフォーカスさせ、そこでメンバーが自分たちで考えたKPIをもとにPDCAを回していくことにします。
本を読んだ感想文になってしまいましたが、このブログのタイトル「Pがなければ動けない」とはその事だと再度気づきを与えてくれた良書だと思いますので、気になった方はぜひ読んでいただければと思います。
では。
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